
弥生は、8月29日(土)の「おかねを学ぶ日」に先立ち、社員の子どもを対象とした体験型イベント「AIと一緒に未来のお店をつくろう!夏休み子ども経営体験教室」を、8月7日(金)に弥生本社(秋葉原UDX)で開催した。
同イベントは、生成AIを活用しながら子どもたち自身がお店づくりや経営を体験することで、「AIを使う力」だけでなく、「AIとともに考え、判断する力」を育むことを目的に実施したものだ。
イベント開催の背景
生成AIの急速な普及により、これからの社会ではAIを使いこなすスキルだけでなく、AIが提案した内容を理解し、自ら判断し、より良い答えを導く力が重要になっているとする弥生。
一方で、子ども向けの金融教育は広がっているものの、仕事や会社経営といった、実社会に近い学びを体験する機会はまだ多くない。
約50年にわたり中小企業・個人事業主のバックオフィスを支えてきた弥生は、「AI」「仕事」「お金」を組み合わせた新しい学びの機会を提供することで、子どもたちが働くことや価値を生み出すこと、そして未来の社会についてAIを活用しながら主体的に考えるきっかけをつくりたいと考え、「AIと一緒に未来のお店をつくろう!夏休み子ども経営体験教室」を開催した。
当日のプログラムをチェック
「AIと一緒に未来のお店をつくろう!夏休み子ども経営体験教室」の対象は、小学4年生〜中学3年生。参加人数は子ども5名(各家庭の保護者同伴)、税理士の講師1名。
当日のプログラムを紹介しよう。

1つ目は、「AIで未来のお店づくり」。子どもたちは生成AIを活用しながら、自分だけのお店を企画。AIや周囲の大人に相談しながら、お店の名前や商品・サービス、ターゲット、ロゴ、キャッチコピーなどを考え、自由に自分らしいアイデアを形にした。

2つ目は、「税理士による『利益』の授業」。税理士の先生から、「売上」「経費」「利益」経営に必要な知識を、身近な例やクイズを交えながら学んだ。「AIが考えてくれたアイデア、本当に利益が出るかな?」という視点から、自分たちが考えた商品や価格について、改めて考える機会となったという。

3つ目は、「AIと一緒にお店をブラッシュアップ」。税理士の先生から学んだ内容を踏まえ、商品の価格や内容について「利益が出るか」「お客様に喜んでもらえるか」といった観点から再検討した。AIにも相談しながらアイデアをブラッシュアップし、最終的に「未来の社長チャレンジシート」を完成させた。

4つ目は、「発表会・未来の社長認定証授与」。最後に、完成したお店のアイデアを一人ずつ発表。好きな商品を売るだけではなく、販売額から必要な経費や手数料までを考えて、先生から学んだ「利益」をしっかりと意識したお店づくりができたことが伝わったという。

税理士の先生から講評を受けるとともに、「未来の社長認定証」が授与された。先生は、「お店づくりの経験を通して、ふだん何気なく使っているお金について考える良い機会になったかと思います。皆さんが、AIを使って工夫してアイデアを形にしている姿を見て、もう立派な社長になれると思いました」とコメントした。
税理士の髙嶋のぞみ先生について

税理士の髙嶋のぞみ先生は、幼稚園教諭として、のべ250組を超える園児や保護者に寄り添い11年勤務。在職中に経理担当の元税理士から教わった簿記が、“難しいけれど、おもしろい”と感じたことをきっかけに会計の世界へ。日商簿記1級、全経簿記上級、税理士資格と一歩ずつ取得。
現在は東京・八王子市の髙嶋のぞみ税理士事務所を拠点に、全国オンライン対応で、“会計ってむずかしい”を“なるほど!”に変えるサポートをしている。
参加した子どもたちの声
イベントに参加した子どもたちは、「AIがいろいろ教えてくれて、お店を考えるのが楽しかった」「利益って何か、初めて分かった」とコメント。
さらに、「学校の授業では学べない経営について、教えてもらえて良かった」「AIは何でも決めてくれるわけじゃなくて、自分で考えることも大事なんだと思った」といった声も寄せられた。
弥生の想いと今後の展望
弥生では、AIは人に代わる存在ではなく、人がより良い判断をするためのパートナーであると考えているという。今回のイベントでは、子どもたちがAIを使いながら、自分自身で考え、判断し、経営という視点に触れる機会を提供した。
今後も弥生は、中小企業・個人事業主を支える知見を生かし、「AI・仕事・お金」といった現代を生きるために必要なテーマにおける学びの機会を創出し、次世代を担う子どもたちの成長を応援していく。
この機会に「AIと一緒に未来のお店をつくろう!夏休み子ども経営体験教室」を開催した弥生についてチェックしてみては。
弥生HP:https://www.yayoi-kk.co.jp
(ソルトピーチ)